胸キュン!恋愛ストーリー

高1の夏休みに弾けた初恋ストーリー
■初恋の瞬間
初めて出会った日を今でも忘れられない。
高校1年生の夏休みに出会ってしまいました。
その頃の私は思春期で親といつもケンカばかり、わかってほしい気持ちでぶつかっていたのに何もわかってもらえず、失望した私は家出。知り合いの家に寝泊まりし、バイトをはじめました。
そのバイト先で初恋の人に出会ってしまったのです。
彼に初めて会った日、一目みた瞬間に素敵な人だなと思いました。
そこでバイトをはじめ親しくなった頃、彼にバイクで遊びに行こうと誘われたのです。

彼とバイクでデートの日。
一緒にいて違和感がなかったのを今でも覚えています。
デートしている時、自分が家出をして今ここにいることを、彼に相談しました。
その時、急に唇を奪われて何も言わずに抱きしめてくれました。
それから彼のアパートに住むことになり、付き合うことになりました。あまりにも自然な流れでお付き合いすることになって、お互いに心から惹かれあってるような感じでした。
これが「恋」なんだと思った瞬間でもありました。
一緒に住んで、日々楽しく幸せな時間でしたが、夏休みが終わったら学校がはじまります。家に帰らなくてはならなくなりました。

■遠距離恋愛、そして……
ついにその日が来て彼に付いてきてもらって家に帰ることになりました。
高校卒業したら一緒に暮らそうと約束して。
それから家と彼の家は新幹線で2時間ぐらいの距離なので遠距離恋愛することになりました。
高校卒業するまで3年間、月に1回会えるか会えないかで頑張ってきて、ついに卒業する日がやってきました。
恋に恋してた3年間。楽しい日も辛い日も共に頑張ってきた3年間。嬉しい気持ちが一杯でした。
そして、ついに彼と一緒に暮らす日々がやってきたのです。

■初恋の行方
夢のような生活がはじめる……そんな風に思っていましたが、甘かったのかもしれません。
なぜか一緒に暮らしてからケンカが多くなりました。
自分が子どもすぎたこと、彼が厳しすぎたこと。一緒にいるうちに一緒いることが当たり前になって、お互いを思いやれなくなったのかもしれません。
そして、1年ぐらいたった後、お別れすることになりました。
今思えば、自分のことばかりで相手を思いやれなかったそこが一番大きいと思います。
大事なものを失って初めて気づくことが多いです。
きっと恋は、色んなことを気づかせてくれるような気がします。

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